三井住友銀や日本生命など、健康経営アライアンス設立
2023.03.11 04:47
三井住友銀行や日本生命保険は、6月に各業界をリードする大手企業と共同で「健康経営アライアンス」を設立する。新しい健康経営の普及と、健康保険組合の健全化を促進する。
アライアンスには味の素、SCSK、オムロン、キリンホールディングスなど異業種8社が参加。健康経営のモデルづくりと成果創出のためのソリューションを実現し、産業界への普及を目指す。
活動の一環として、アライアンス企業間でヘルスケアに関するデータやノウハウを共有する。データ活用では、社員の生活習慣病由来の脳・心血管疾患や腎疾患、メンタル不調といった重症化の予測ができる疾病リスクの対処に取り組む。
ノウハウの共有では、データを活用した社員の健康の維持・増進を、アライアンス参画企業が自ら実践しフィードバックする。ノウハウの蓄積に向けて、各社のヘルスケア関連商品・サービスをアライアンス内に導入し開発・検証を実施。大学や省庁なども連携しながら社会実装を目指す。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定
- 北国FHD、次世代「勘定系」を外販 初期導入費ゼロで28年1月から