三井住友銀や日本生命など、健康経営アライアンス設立
2023.03.11 04:47
三井住友銀行や日本生命保険は、6月に各業界をリードする大手企業と共同で「健康経営アライアンス」を設立する。新しい健康経営の普及と、健康保険組合の健全化を促進する。
アライアンスには味の素、SCSK、オムロン、キリンホールディングスなど異業種8社が参加。健康経営のモデルづくりと成果創出のためのソリューションを実現し、産業界への普及を目指す。
活動の一環として、アライアンス企業間でヘルスケアに関するデータやノウハウを共有する。データ活用では、社員の生活習慣病由来の脳・心血管疾患や腎疾患、メンタル不調といった重症化の予測ができる疾病リスクの対処に取り組む。
ノウハウの共有では、データを活用した社員の健康の維持・増進を、アライアンス参画企業が自ら実践しフィードバックする。ノウハウの蓄積に向けて、各社のヘルスケア関連商品・サービスをアライアンス内に導入し開発・検証を実施。大学や省庁なども連携しながら社会実装を目指す。
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