多摩信金、ガバメントピッチ開く 官民で地域課題解決へ

2023.03.09 18:47
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課題を説明する多摩市の職員(3月9日、東京都立川市の同信金本店)
課題を説明する多摩市の職員(3月9日、東京都立川市の同信金本店)

多摩信用金庫(東京都、八木敏郎理事長)は3月9日、立川市の本店で「ガバメントピッチ2023 in TAMA」を開いた。自治体が抱える課題を発表し、企業が解決策を提案。官民連携で課題解決に取り組む。


当日は立川、多摩、府中の3市の担当者が、会場やオンラインで参加した企業関係者ら120人に課題を説明した。立川市は2050年までに温室効果ガス排出量ゼロを目指すカーボンニュートラルの取り組みと特定健康診査受診率向上。多摩市は太陽光発電など脱炭素社会の形成に向けた取り組み。府中市は自動車や自転車などの貸し出し拠点を集約し、多様な移動手段を提供するモビリティハブの整備などを課題とした。


企業からの課題解決の提案は3月10~29日まで同信金ホームページで募集。集まった提案は各自治体で審査し、連携する企業を選定する。


高橋尚子理事は「当金庫がプラットフォームとなって自治体や企業などをつなげる場になれば」と話した。

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