大分県信組、第4回推進協議会開く 宇佐国東半島の振興へ
2023.03.09 18:33大分県信用組合(大分県、吉野一彦理事長)は3月9日、本店で宇佐国東半島観光地域振興広域連携プロジェクト推進協議会を開催した。2022年4月以来、4回目。各会員が情報発信などの取り組みを発表した。
同プロジェクトは19年1月に立ち上げ、自治体や団体、企業など30以上の会員が連携し、県北東部の宇佐国東半島の魅力を国内外に発信して、交流人口の増加や経済効果の波及につなげる。
今回、新たに阿蘇市、大分県信用保証協会、インバウンド向け旅行会社「The Japan Travel Company」(大分県)が会員に加わった。オブザーバーとして、熊本県信用組合も参加した。
会員企業で大分ケーブルテレコム(J:COM)のアナウンサーの石田さゆりさんは、22年6月~23年1月に同局の情報番組や動画サイトで同信組の職員らで会員8自治体のグルメや観光スポットなどを放送した取り組みを発表。「コロナ禍で県外に行けないので、画面で大分巡りをしている気持ちになった」など視聴者の感想を報告した。
吉野理事長は「宇佐国東半島を欧米豪の観光客を受け入れる高付加価値の一大観光地として磨き上げていきたい」と挨拶した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 春の叙勲 金融界から23人
- 政府・与党、ファクタリング強要を警戒 手形の期間短縮で中小悲鳴
- 静岡銀、データ利活用を加速 りそな銀・ブレインパッドと連携
- 銀行・信金、実務型インターン3割 多様な業務内容 理解促す
- 日本公庫、「創業環境は平時に」 融資件数は3年連続増加 飲食・宿泊業が伸長
- 山形銀、新入研修を2カ月に延長 長期宿泊で連帯感醸成
- あおぞら銀、最終赤字498億円に下方修正 繰税資産取り崩しで
- 千葉興業銀、リスク取り農業の実証実験 自前の「イチゴ農園」開設へ
- 多摩信金、ビッグアドバンス導入 マッチングや補助金支援
- リンカーズの商談システム、導入先同士の案件マッチング 浜松いわた信金で32件創出