東京海上日動と東京海上日動あんしん生命、メールデータ流出の可能性
2023.03.08 20:08東京海上日動火災保険と東京海上日動あんしん生命保険は3月8日、不正アクセスを受けた富士通の法人向けインターネットサービスを通じて、メールデータの一部が外部に流失した可能性があると明らかにした。
流失のおそれがあるのは、2022年5月16日~12月9日の期間中に両社が送信した約1300通のメール。両社は、「メール誤送信対策サービス」を委託する富士通の法人向けインターネットサービスを利用しており、そのサービスを構成する一部のネットワーク機器から外部への不正な通信が行われていた。同期間に該当機器を通過した両社発信の電子メールのうち約1300通は、技術的に外部から窃取できる状態になっていたという。
両社は「情報管理の徹底に努め、一層のセキュリティ対策の強化に取り組んでいきたい」としている。金融庁にはすでに報告済みだという。