東京東信金、学生の知恵で商店街活性化 3年ぶりにコンテスト
2023.03.05 06:03
東京東信用金庫(東京都、中田清史理事長)は3月4日、両国本部で「商店街×学生 ドリームプランコンテスト」(第6回)を3年ぶりに開催した。墨田区商店街連合会との共催。冒頭、中田理事長は「若者ならではの斬新なアイデアがどのようなドリームプランになるのか楽しみ」とあいさつした。
共通テーマはSDGs(持続可能な開発目標)達成のための取り組みと持続可能な商店街で、都立高校2校と大学3校がエントリーした。
高校の部の課題は「新しい商店街をつくるなら」。最優秀賞となった橘高校は、コストパフォーマンス(コスパ)の概念をタイムパフォーマンス(時間的効率、タイパ)に置き換えて共働き世帯の視点で考案。飲食店のフードロス対策に冷凍食品専門店の設置や観光・グルメなどSNSを意識したイベントによる集客策などを発表した。
大学の部は、「キラキラ橘商店街を舞台に持続可能な商店街」が課題。子供たちが楽しく地域防災と共助を学ぶ「防災縁日」を提案した早稲田大学が最優秀賞に選ばれた。
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