京葉銀、千葉駅前でSDGsイベント
2023.03.03 20:05
京葉銀行は3月3日、千葉駅近くの本店営業部に面した歩道でSDGs(持続可能な開発目標)を周知するイベントを開催した。2022年度3回目となる今回は、廃棄物から新たな価値を持つ商品を生み出す「アップサイクル」に取り組む企業の参加が目立った。
飲食や体験を通じてSDGsへの理解を深めてもらう取り組み。規格外野菜や竹炭を使用した飲食を提供するキッチンカーや、獣害を学ぶ体験教室など15社・団体が出店した。
竹炭を使用した焼き菓子の販売担当者は、全国上位の竹林を有する千葉県の竹害実態に触れ「飲食をきっかけに里山保全への理解を深めてほしい」と期待。また、県内では鹿に似た特定外来生物「キョン」による農作物被害が多いことから、会場には獣害を学ぶ目的で野生動物の皮を使ったクラフト体験の場も設けられた。
イベント前日には、千葉県マスコットキャラクターの「チーバくん」がツイッターで告知。その効果もあってか、フードドライブコーナーには企業からの寄付以外に個人による持ち込みも多かったという。イベントの浸透を図るため、23年度も継続して実施する。