【お知らせ】「DBX2023」2日間で1600人超来場、24日から後日配信
2023.03.03 19:36
銀行の「DX(デジタルトランスフォーメーション)」に特化したデジタルバンキング展「DBX2023」(主催=日本金融通信社、共催=金融ジャーナル社、後援=金融庁、全国銀行協会など13団体、農林中央金庫、Fintech協会)が3月3日、ステーションコンファレンス東京で2日間の会期を終了した。来場者は延べ1639人(前年比945人増)、セミナーのオンライン視聴者も5113人(同198人増)に上った。チャネル強化やコアバンキングシステムといったソリューションに、高い関心が寄せられた。
今年のテーマは「新しい預金、新しい貸付、新しい為替への挑戦」。ブース出展は16社、セミナーはオンライン限定を含め計16セッション設けた。
2日目の基調講演では、北国フィナンシャルホールディングスの杖村修司社長が「次世代コアバンキングシステム」を通じた、10年後を見据えた戦略を解説。「お客さまにとってあるべきシステムとは何か、から発想は始まる。オープンマインドで地域の企業や自治体に開放していくことが、地域産業や社会にとって必要なことだ」と強調した。

常陽銀行の五來雄二取締役常務執行役員は「目新しいツールの導入に関心を奪われがちだと、手段が目的になってしまう」と戦略ストーリーの根底にある考えを訴え、行員が携行する業務用スマートフォンの受取書アプリと訪問管理アプリを組み合わせた取り組みを紹介した。
3月24日~4月7日、セミナーの後日配信を行う。
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