枚方信金、地元で空飛ぶ車を視察 理事長が機内に試乗
2023.03.02 20:24
枚方信用金庫(大阪府)の吉野敬昌理事長は3月2日、枚方市内で空飛ぶ車の試験飛行を視察した。自ら発案した同車発着場の誘致の一環。2025年の大阪・関西万博を機に地元へ観光客を呼び込むため、実現を目指している。
試験飛行は、中国製の機体を購入した一般社団法人MASC(岡山県)。河川上の飛行を試すため、行政の許可を得て淀川で無人飛行を実施した。
枚方信金は、発着場誘致の機運を高めるため役職員4人が視察。試験飛行後、吉野理事長は観光PR用の法被を着て機内に試乗した。
空飛ぶ車のポートができれば、「大阪市、京都府、奈良県の中継地として枚方を観光客の宿泊地にできる」との思いから吉野理事長は、22年初から機体メーカーのスカイドライブ(愛知県)に協力を求め、枚方市に仲介。運行の依頼先として高速バス大手のWILLER(ウィラー)(大阪市)にも連携を打診している。
大阪・関西万博までに発着場を整備できるよう、引き続き市や商工会議所と一体で誘致を進める方針だ。
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