大和信金、脱炭素で三郷町と連携 特別融資商品を検討
2023.03.01 19:04
大和信用金庫(奈良県、中村正德理事長)は3月1日、奈良県三郷町と脱炭素に関する連携協定を締結した。同分野で自治体と協定を結ぶのは初めて。融資など金融サービスを通じて対応する。
三郷町は2021年3月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明。22年11月には奈良県で初となる環境省の「脱炭素先行地域」に選定された。30年には農業公園信貴山のどか村などで、太陽光発電による脱炭素の実現を目指している。
同日の調印式で中村理事長は、「環境配慮に取り組む自治体や企業への特別融資商品を検討する」方針を示した。森宏範町長は「50年には町全体をゼロカーボンにしたい」と語った。