名古屋銀、「グリーン預金」開始、再エネ分野に投融資
2023.03.01 18:41名古屋銀行は3月1日、顧客が預け入れた資金を原資に再生可能エネルギー分野へ投融資する「グリーン預金」の取り扱いを開始した。愛知県に本拠地を置く金融機関では初の取り組み。
対象は、法・個人で期間は6カ月または1年。預入金額は1000万円からで総額50億円を募集する。太陽光、風力、小規模水力発電事業向け設備が投融資の対象。
預金残高が存在する限り、資金を充当したプロジェクト内容や預金残高などのレポーティングを半期に1回、CO2(二酸化炭素)の削減効果は年1回ホームページで開示する。また、預金を預け入れた顧客のうち希望者は、個人名・企業名を同ホームページに掲載する。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%