あおぞら銀の事業承継ファンド、地域銀5行が新たに出資
2023.02.28 21:08あおぞら銀行は2月28日、日本アジア投資との合弁会社AJキャピタルが運営する事業承継ファンド「サクセッション2号投資事業有限責任組合」に新たに地域銀行5行が出資することになったと発表した。出資するのは北都・荘内・鹿児島・京葉・愛媛の5行。
同ファンドには鳥取銀行、東和銀行、岐阜商工信用組合、ゆうちょ銀行が出資を決めており、ファンド総額は37億円となる。さらに複数の地域金融機関が検討していることから、ファイナルクローズは40億円を見込む。
今後、全国の地域金融機関と連携し、中小企業の円滑な事業承継実現を目指す。あおぞら銀と日本アジア投資の投資やM&A(企業の合併買収)に関する知見・実績を結集。資本政策の立案、投資後の経営を支援する。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%