大阪信金と大阪商議所、「万博出まへんか」 募集イベントに100社超
2023.02.24 19:40
「社長、どうせやったら出まへんか。」――。大阪信用金庫(大阪市、高井嘉津義理事長)と大阪商工会議所は2月24日、2025年大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」への展示・出展者を募集するキックオフイベントを開催。会場には100社を超える中小事業者が集まった。
大阪・関西万博では、大阪の中小企業やスタートアップの優れた技術を展示する「リボーンチャレンジ事業」を企画。大阪府内の一部金融機関や団体は、その事業者を選定する認定事業者になっている。
大阪信金は大阪商議所との共同認定事業者。テーマは、「身近な課題や世界のお困りごとを大阪の町工場が解決します!」。展示期間は万博開催の25年4月13日から26週間内のいずれか7日間で、対象は大阪府内に拠点を有する中小製造業。
出展者は複数事業者でグループを組み、「テーマを考え、課題解決の試作品」を開発する。出展は10グループ程度を見込む。参加申込み期限は7月末、提案書提出は11月末、24年1月に出展者を最終決定する。
大阪信金と大阪商工会議所は、世界の課題解決を提案するなかで「ものづくりのまち大阪をPRしてもらいたい」とし、グループで築いた連携は万博後も生かしてもらいたいと期待する。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定