みずほ信託銀、元社員が6000万円着服 高齢客から
2023.02.21 18:30みずほ信託銀行は2月21日、富山支店の女性元社員(50代)が顧客の金銭を着服していたと発表した。現時点で判明している被害総額は約6千万円。2月17日付で懲戒解雇処分とした。
元社員は高齢の顧客13人に虚偽の説明を行い、自宅に現金を届ける際に一部を着服していたことが2022年12月28日に判明した。取引内容についてのフォローアップを別の担当者が行ったところ不正が発覚。着服した現金は生活費や遊興費に使ったという。元社員は08年2月から同支店に在籍していた。
同行は被害者に謝罪すると同時に、類似の不正取引がないか調査・確認を行っている。