空知信金、取引先のCO2可視化へ 算出サービスを紹介

2023.02.20 18:29
脱炭素
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

空知信用金庫(北海道、熊尾憲昭理事長)は、二酸化炭素(CO2)排出量の算出サービスを提供するe-dash(東京都)と業務提携。2月21日、取引先企業の脱炭素化を支援するため、同サービスの紹介業務を始める。


サービスでは、利用者が電気やガスなどの請求書を専用ウェブサイトにアップロードすれば、CO2排出量が自動で算出される。料金は月額1万円(税抜き)から。紹介を通じ成約した場合、同信金が手数料を受け取る。


公共事業の入札で脱炭素への取り組みが加点要素になるため、まずは建設業や運輸業などへ導入を働きかける。同信金の取引先数は建設業が約700社、運輸業が約100社。地域支援部は「毎月、拠点ごとにCO2排出量を可視化でき、経費削減に向けた要因分析にも使える」と。


また、同信金自体もサービスを導入。電気やガス、営業車のガソリンなどから出るCO2量を可視化し、削減に向けた施策を検討する考え。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

人事異動 空知信用金庫(2025年3月20日)
北洋銀など7機関、合同で防犯訓練 犯人の観察方法など学ぶ
犯人役が女性客役に刃物を付きつけ、現金を奪い逃走する想定の防犯訓練(12月24日、白石中央支店)
空知信金、100周年クルーズ旅行が特別賞 金融機関の受賞は初
遠藤弘之・日本外航客船協会長(左)から表彰楯を受け取る熊尾理事長(12月19日、海運クラブ)
人事異動 空知信用金庫(2025年1月1日)

関連キーワード

脱炭素

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)