小松川信金、創業塾を14人で開講　全4回土曜日に

小松川信用金庫（東京都、髙橋桂治理事長）は2月18日、「こましんえどがわ創業塾」を開講した。創業予定者や創業5年以内の事業者14人から申し込みがあり、3月11日まで毎週土曜日に4回シリーズで経営に関する知識や手法を学ぶ。

江戸川区の特定創業支援等事業。全講座すべてオンライン形式で、参加者は講師を務める専門家から「経営」「販路拡大」「財務」「人材育成」を学ぶ。うち2回は「金融」について、東京信用保証協会や日本政策金融公庫の職員から保証、資金計画などについて学ぶ。修了後に区内に会社を設立する場合、登録免許税の軽減や、創業関連保証、創業融資、助成金の特別措置が受けられる。

初回の同日は13人が参加。オリエンテーションの後、東京都よろず支援拠点コーディネーターで中小企業診断士の浅沼聡氏が講義。浅沼氏は「政府系金融機関の創業融資のみで起業した人のなかには地元金融機関との取引がない人が多い。ぜひこの機会に地域の信金とのネットワークを作ってほしい」などと話した。