大垣共立銀、経営支援へファンド設立 事業承継など資本課題を解決
2023.02.17 18:45大垣共立銀行は2月17日、事業承継など地域企業の資本に関する課題を解決する「伴走型経営支援ファンド」の設立を発表した。地域産業の発展を目的に、中小企業の持続的な成長を促進する。4月に設立予定。アドバイザーに、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーを迎えた。
銀行法の出資規制緩和を踏まえ、対象企業の議決権を過半数取得して支援する。内部から経営体制の強化や財務改善をサポートすることで、直接的な課題解決を目指す。
同行は、2018年から「事業承継ファンド」や「事業承継ファンドⅡ」を運営。19年には「未来Link」を出資・運営し、後継者が不在企業の経営権を取得するなど、事業の存続支援に注力している。