大阪信金、ビジコンで新事業応援 最優秀賞に賞金30万円
2023.02.15 19:58
大阪信用金庫(大阪市、高井嘉津義理事長)は2月15日、堺商工会議所でビジネスプランコンテストを開いた。審査を勝ち抜いた起業家ら10人が、支援機関などの前で新事業のアイデアや目的を発表した。
同コンテストは2019年度に始まり今回が4回目。堺商議所などとの共催で、創業支援の効果を高めるのが狙い。高井理事長は「若い方がアイデアを持ち込み、それに協力する輪を広げることが大事」と話す。
創業約5年以内と既存企業の2部門で競った。同信金のホームページや各店で募集し、119社から応募があった。審査を通過した10社は当日、関係者約50人の前で7分ずつプレゼンテーション。審査員は地元で創業に成功した経営者ら5人が務めた。
最優秀賞には「Classmate」(堺市)によるメタバースを活用したオンライン留学サービスと、「東亜成型」(大阪市)によるコミュニケーションの希薄化解消を目的としたグリルプレートが輝いた。それぞれに賞金30万円を贈った。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%