新潟県信農連、農業法人向けセミナー スマート農業など紹介
2023.02.14 19:26
新潟県信用農業協同組合連合会(町田智理事長)は2月14日、新潟市で「農業法人経営者セミナー」を開催した。今回で16回目。農業事業者が抱える経営課題にヒントを提供する狙い。会場に47人、リモートで45人が参加した。
セミナーは2部制。1部では山形県庄内地方で米の生産・加工・販売などを手がける、まいすたぁの齋藤一志代表取締役が「スマート農業のススメ?」と題して講演。スマート農業用機器を利用することで大規模な土地でも少人数かつ短時間で農作業ができると説明した。
2部では生産性向上や経営改善などのコンサルティングを行う経営技術研究所の藤井春雄代表取締役が「農業の生産性向上とこれからの農業経営」をテーマにICT(情報通信技術)の活用で作業時間が減り、若者の新規雇用にもつながった事例などを紹介した。
最後に新潟県信農連の担当者が2016年度から取り組む農業事業者者の支援メニュー「にいがた農業応援プログラム」を説明した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 信金・信組、求められる内部監査高度化 担当部門任せから脱却も
- 経産省、「人的資本経営」を浸透 25年度は地方初開催
- 地域銀、融資ファンドへ参加増 LBOノウハウ習得狙う
- 信金・信組、共同化費用の抑制図る 資金交付制度拡充を要望
- みずほFG、勘定系「MINORI」初のシステム更改完了 正常稼働
- 金融機関、AI急拡大 過半数が利用 日銀調査
- 改革の旗手 淡路睦・千葉銀行代表取締役専務執行役員・グループCSuO、誰もが活躍できる道拓く
- 西日本シティ銀、「戦略人財」を計画育成 高い専門性備え配置
- 銀行界24年度役員報酬、1億円以上は44人 MUFG亀澤氏が4億円台
- 三菱UFJ銀、日立と再生材支援へ提携 金融機能で循環促す