唐津信金がセミナー  知財活用し売り上げアップへ

2023.02.14 19:17
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がま口のレザーバッグについて説明する小さな雑貨屋ayaの山田代表(2月14日、本店)
がま口のレザーバッグについて説明する小さな雑貨屋ayaの山田代表(2月14日、本店)

唐津信用金庫(佐賀県、落合正利理事長)は2月14日、本店で知財活用セミナーを開催した。事業者など約50人が参加した。


セミナーは知的財産を理解し、売り上げアップに役立ててもらおうと初めて企画。3部構成で、第1部は「知財とは?」をテーマにINPIT佐賀県知財総合支援窓口の末次孝之・知財トータルサポーターが講演。知的財産の基礎知識や知財活用の必要性、著作権・商標権の侵害の事例などについて解説し、「売り上げを向上させるには、知財を上手く活用することが重要」と強調した。


第2部は、知財を活用して業績が向上した唐津市内の企業3社の事例を紹介した。革製品の製造・販売をしている小さな雑貨屋ayaの山田彩代表は、「ダイレクトに顧客の声を聞き、商品開発をしている」とものづくりへのこだわりを説明。特許を取得した経緯について、「SNSなどに商品を投稿すると、すぐに模倣されてしまうので取得した」と話した。現在は、商品の口コミが広がり、多くのリピーター客がいるという。また、第3部では「アイデアを売り上げにつなげるために」とのテーマでパネルディスカッションした。


落合理事長は、「知財を活用して売り上げを伸ばし、唐津を活性化するヒントを得てほしい」とあいさつした。

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