京都信金、大阪市内に初出店 創業支援から融資へ
2023.02.14 18:34京都信用金庫(京都市、榊田隆之理事長)は3月13日、大阪市内に事業取引特化型の「新大阪支店」を新設する。同市内への出店は初。大阪府内店舗は16カ店目、うち事業取引特化型は9カ店目となる。
新店舗は新大阪駅近くのビル12階で、窓口やATMを設けない。塚田英城支店長以下6人で市内全域を担当する。同信金が税理士1019人(うち大阪府内248人)と提携する「近税京信連絡協議会」などを活用して創業支援に努め、融資につなげる。
同信金はこれまで、京都に接する大阪北部から南へ徐々に店舗網を広げてきた。2011年1月~22年9月には、事業取引特化型のみを8市に1カ店ずつ設置。この8カ店合計の融資残高は、22年12月末に506億円となった。
榊田理事長は「今回の出店は従来の延長線上。京都、滋賀、大阪のお客さまをつなぎ、事業を創造していきたい」と話す。
住所=大阪市淀川区宮原3の5の24。