三菱UFJ銀、中国グリーン連盟と連携 低炭素化で進出支援

2023.02.14 07:53
提携・連携 脱炭素 海外戦略
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三菱UFJ銀行の全額出資子会社であるMUFGバンク(中国)は2月13日、中国の国家級経済技術開発区グリーン発展連盟(グリーン発展連盟)と、同国のカーボンニュートラル促進に関する業務協力協定を締結したと発表した。同連盟と提携するのは日本の金融機関で初。


同連盟は、低炭素化に関するコンサルティングや排出量の情報化などのほか、低炭素化技術をもつ企業をデータベース化したビジネスマッチングプラットフォームを提供。グリーン工場認定へのトレーニングや、温室効果ガス(GHG)排出量をCO2排出量に換算して表示する仕組みのカーボンフットプリント構築などに取り組む。


今回の協定で、MUFGバンク(中国)は、低炭素化やGHG排出量の可視化などの投資・研究開発へのサポート拡充や、グリーン分野の日中企業連携の促進などが可能となる。


今後、同連盟と商談会やセミナーを共催し、関連情報の収集や政策調査、日系企業の投資動向研究、中央政府や地方政府への政策提言など顧客のカーボンニュートラルへ向けた取り組みを支援する。

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