福岡ひびき信金、脱炭素へ三井住友海上と連携 九州初
2023.02.13 18:38
福岡ひびき信用金庫(北九州市、井倉眞理事長)は2月13日、本店で三井住友海上火災保険と脱炭素に関する包括連携協定を締結した。
九州・沖縄地区の地域金融機関と三井住友海上が、脱炭素分野で連携協定を締結するのは初めて。三井住友海上と関係会社のⅯS&ADインターリスク総研と連携し、取引先企業の取り組みをサポートする。
同総研が提供する脱炭素の支援メニュー「カーボンニュートラルサポート」を活用。職員への周知活動や取引先からの相談、二酸化炭素・温室効果ガス排出量の算定支援、削減計画策定のサポートに取り組む。
井倉理事長は、「北九州市はものづくりの街なので、地域企業の脱炭素の取り組みを加速させていきたい」と話した。 同総研によると、「カーボンニュートラルサポート」はこれまでに全国で400社以上の利用実績があるという。
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