よい仕事実行委、いちごの〝古都華〟で商品開発 奈良県平群町と連携
2023.02.11 19:11
よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局=城南信用金庫)は2月11日、奈良県平群町と商品開発や販路拡大について「包括連携に関する協定書」を締結した。同委員会の協賛金庫である奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)が、一年を通じて特産品を生かした商品の開発や販売に課題を持つ同町へ提案したことがきっかけ。県内では3件目の連携となった。
連携プロジェクトの第1弾は、ブランドいちご「平群の古都華(ことか)」を使用したクラフトビールやカステラを開発する。
同日の締結式に出席した城南信金の川本恭治理事長は、「長崎のじゃがいもを使用したクラフトビールや和歌山の梅を使用したカステラなどこれまでのノウハウが生かせられる。今春の完成を予定している」と話した。
西脇洋貴町長は「平群町は自然や歴史に恵まれた地域。全国の信用金庫の力で販路を拡大し、知名度を高めたい」と述べた。
奈良中央信金の高田理事長は「全国の信金ネットワークを生かすことで地域を越えたつながりが可能。今後も地域の活性化に貢献する」とした。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力