大和信金、融資研修会開催 稟議書や代位弁済のポイント学ぶ
2023.02.09 20:36
大和信用金庫(奈良県、中村正德理事長)は2月9日、融資関連や保証の代位弁済について研修会を開催した。奈良県信用保証協会から講師を招き、営業店の融資課役席者など18人が受講した。
この日は、まず長井純一融資部長が貸出稟議(りんぎ)書作成時のポイントや資金繰り表で注目すべき点などをレクチャー。長井部長は「貸出のタイミングを失うよりも、60点の稟議書を作る迅速性が必要」と語った。午後には奈良県信保協の講師から、代位弁済時の申請手続きやタイムリー保証について学んだ。
今回の研修は3回シリーズの最終回。12月に「経営支援」、1月に「審査管理」、2月は「管理・回収」をテーマに実施した。各回の講師は、エフアンドエムやミイダスなど外部機関からも招いた。
同信金融資部は「現場では事業承継や人材紹介などさまざまな支援を行っており、引き続きサポートしていきたい」としている。
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