埼玉県信金、官民で孤独・孤立対策 県の連携事業に参画

2023.02.09 18:32
社会・地域貢献
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)は2月9日、埼玉県が同日に設けた「埼玉県孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」の会員企業として参画した。生活困窮、虐待、ひきこもり、外国人、LGBT(性的少数者)といった孤独・孤立に陥る諸問題の解決、予防策を地域一体で取り組む。


プラットフォームは、行政、NPO、社会福祉協議会や民間企業などが垣根を越えて連携。孤独・孤立対策の研修、地域別ワークショップ、事例共有に加え、各種支援情報を発信していく。


同信金は2022年7月に県、県社協、さいしん福祉財団と「ケアラーを支援するための協働に関する連携協定」を締結し、ケアラー(介護者)の啓発活動を展開。SDGs(持続可能な開発目標)私募債による「こども食堂・未来応援基金」への寄付や、LGBTも利用できる住宅ローンなどを通じて、孤独・孤立を予防する地域づくりに協力している。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

【実像】潮目変わる地銀再編 持続可能性に危機感
独禁法特例法適用第1号で発足した青森みちのく銀(写真は設立セレモニー、1月6日)
埼玉県信金、浦和に創業支援拠点 「チャレンジの場」提供
4月24日の新拠点営業に先立ち、チャレンジショップを出店した同信金の創業支援事業者(4月21日、アノネクト1階)
金融界、刻々と変わる米関税措置 取引先の実態把握急ぐ
米国関税措置に関する総合対策本部会合で、経団連からヒアリングした自民党(4月10日、本部)
埼玉県信金、7カ月強でPIF10件実行 融資先と関係深める
記念楯を手にする池田理事長(左)と大澤社長(4月8日、松坂屋建材本社)

関連キーワード

社会・地域貢献

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)