東京海上日動と三菱総研、ドローン活用後押し リスクブック無償公開
2023.02.09 18:07東京海上日動火災保険と三菱総合研究所は2月9日、産業用ドローンや空飛ぶクルマなどを運航する際に想定されるリスクを洗い出した「リスクマネジメントチェックブック」をインターネットで無償公開した。
2022年12月の改正航空法施行により、有人地帯上空での補助なし目視外飛行が実現。産業用ドローン活用の急拡大を見据えたリスクマネジメントに資する。
正式名称は「空飛ぶクルマ・産業用ドローン事業におけるリスクマネジメントチェックブック」。21年度に両社が事務局となって立ち上げた産官学連携の検討会が作成した。全69ページ建て。発生し得るリスクを5分類、約200項目で列挙した。
チェックブックには、チェックリストを具体的な運送の事例に適用した場合のシミュレーションや、海外動向の調査内容なども記載した。