群馬県信組、東農大二高で特別授業
2023.02.07 21:13
群馬県信用組合(新野正行理事長)は2月7日、初参加した東京農業大学第二高校(高崎市)の特別授業の最終発表会を開催した。1年生660人が飲食店や葬祭場など16チームに分かれて課題解決に取り組む授業で、同信組には40人が参加した。
同校OBで構成する経営者会で役員を務める佐藤博英・板鼻支店長を通じて依頼があったもの。同信組には同校の卒業生17人が在籍し関係も深い。
生徒は2022年12月8日に、総合企画部の原田亮課長と人事部の中村ちはるさんから信組と銀行との違いや同信組の紹介を受け、その際出された「Z世代との取引増加」を課題に6班に分かれて取り組んだ。中間発表会や代表選考会で提案内容を競い、2月7日の「最終プレゼン会」では勝ち抜いた1班が、「預金口座への入金額1000円に1ポイントを付与し、ポイントを溜めた顧客をラフティング体験や草津温泉へのバスツアーに招く」アイデアを披露した。

講評した佐藤支店長は「当組合の知名度向上に役立てたい」と感謝した。新野理事長は「当組合の存在意義を知って頂く契機にしたい」としている。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力