大分県信組、カーボンニュートラル研修 渉外に基礎知識
2023.02.06 18:37
大分県信用組合(大分県、吉野一彦理事長)は2月6日、本店でカーボンニュートラル研修を開催した。各店の渉外チーフ全38人と本部職員6人が参加。カーボンニュートラルの基礎知識を習得し、中小企業が取り組む意義や目的を理解して、金融機関の役割を確認した。
講師を務めた中小企業基盤整備機構九州本部の岡﨑誠氏は、カーボンニュートラルの実現方法や脱炭素化へのビジネスの動向、中小企業が取り組むメリットなどを説明した。
同信組は2021年6月、「けんしんグリーンファイナンス宣言」を公表し、30年までにESG投融資600億円を目標に掲げる。人事部は「中小企業の経営支援の強化に向け、今後もカーボンニュートラルに関する研修を実施していきたい」と話す。