住宅ローン金利 11機関が固定10年引き上げ 関西地区
2023.02.01 11:32関西地区の地域銀行や信用金庫11機関が、2月から10年固定の住宅ローン金利を引き上げた。ニッキンが17機関を対象に調査した。引き上げ幅は0.01%~0.5%。今回の変更で、調査した全17機関の10年固定金利が3%台となった。
引き上げ後の金利が、3.10~3.50%の機関は、据え置いた滋賀銀、京都銀を含め10機関。3.50%超は3.90%の播州信金のほか、南都銀3.88%、兵庫信金3.85%など7機関。
固定20年は扱う5機関が全て引き上げた。関西みらい銀は0.10%引き上げ5.0%、兵庫信金は0.35%引き上げ4.90%にした。
フラット35は17機関のうち京都銀行を除く16機関で0.2%引き上げた。京都銀は0.05%の引き上げだった。
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