地域金融機関で、保有有価証券の含み損急拡大により、株主・出資者還元に支障をきたす事態が現実味を帯びてきている。内外金利の上昇で、「時価」扱いとして積み上げてきた債券の価格が幅広く下落し、複数の地域銀行や信用金庫で「含み損」の額が内部留保を上回る可能性があるため。市場動向次第で配当などのできなくなる先が広がる懸念が強まっている。
高利回り...
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