静岡県信保協、中小支援ネットワーク開く 弁護士呼び再生手法学ぶ
2023.01.30 21:40
静岡県信用保証協会(吉林章仁会長)は1月30日、静岡市産学交流センターBーnestで中小企業のバックアップ手法を検討・共有する「しずおか中小企業支援ネットワーク」を開いた。2022年7月の実施に続く第2回目。地元金融機関の審査部、融資部、企業サポート部などから30人が集まった。
「中小企業の事業再生等に関するガイドラインと経営者保証の最近の動き」をメインテーマに内藤・さきくさ法律事務所(東京都)弁護士の三枝知央氏などが講師となった。
同ガイドラインの背景や概要と特徴、対象となる企業・金融機関など基本的な事項のほか、①私的整理検討時の留意点②政府によるサポート体制③再生型手続きのフロー、再生計画の作成手法など実務的な取り組み方法もレクチャー。
さらに「コロナ禍での宿泊業・飲食業への支援策」の講義や中小企業の支援方法などについてのグループ討議も行った。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力