京都中央信金、部店長ら150人が脱炭素経営学ぶ
2023.01.30 18:55
京都中央信用金庫(京都市、白波瀬誠理事長)は1月30日、本店で役員と部店長を対象に脱炭素経営の研修会を開いた。約150人が出席。取引先の脱炭素化を支援するため、必要な知識を体系的に学んだ。
持続可能性への貢献を加速するなか、脱炭素化支援の態勢を整える。専門部署を持つ信金中央金庫を橋本秀哉常務が訪れ、講演を依頼した。
講師は広沢将之・信金中金グリーンプロジェクト推進室長が務めた。1時間半をかけ、国の脱炭素政策など最新動向を解説。企業への支援策として、①温室効果ガス排出量の「見える化」②設備資金の提供③地域のサプライヤー全体での戦略策定――を例示した。
今後、各店で取引先の意識醸成やニーズの把握を積極化する。本部は具体的な支援メニューづくりを急ぐ。