湘南信金、養護学校の高校3年生に金融教室
2023.01.30 17:18
湘南信用金庫(神奈川県、鷲尾精一理事長)は1月30日、横須賀市の神奈川県立岩戸養護学校で高校3年生を対象にした金融教室を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大以降、3年ぶりの実施。生徒は口座開設の手続きやATMの操作方法、計画的なお金の使い方などを学んだ。
営業統括本部の相川久美子さんが講師を務めた。授業の前半は、口座を開設するために、同信金が使っている実際の普通預金の新規申込書を用いて書類に記入する練習をした。ATMの操作方法は投影資料を使い説明。通帳・キャッシュカードを挿入後、お金を引き出すまでのやり方を教えた。
授業の後半では、4月から就職を控えた生徒もいることから、1カ月の給料の使い道を考えるワークを実施。限られた給料を生活費や趣味、貯金などにいくらずつ振り分けるか、それぞれ頭を悩ませていた。

授業を担当した同校教員の石橋玲子さんは「アルバイトをするため、すでに口座を持っている生徒もいるようなので興味を持って受講していた。実生活に役立ててほしい」と振り返った。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%