肥後銀・熊本銀、菊陽町と連携 未来の街づくり支援

2023.01.27 19:15
提携・連携
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協定書を手にする𠮷本町長(左)と肥後銀の池田取締役常務執行役員(1月27日、菊陽町役場)
協定書を手にする𠮷本町長(左)と肥後銀の池田取締役常務執行役員(1月27日、菊陽町役場)

肥後銀行、熊本銀行は1月28日、菊陽町とそれぞれ包括連携協定を締結した。台湾の半導体製造大手TSMCの熊本工場進出を控え、両行は菊陽町と地場産業振興やまちづくり、SDGs関連などについて相互に連携する。


肥後銀は①子育て、教育支援②国際交流③住民サービスの向上、DXなど行政業務効率化の推進など6項目で連携する。同行は2022年7月に台湾の玉山銀行と経済協力を中心とした連携協定を締結しており、池田誠取締役常務執行役員は、「菊陽町の台湾とのネットワーク構築や人的、文化、資産面で協働するために幅広く協力する」と話した。


熊本銀の連携項目は、①半導体関連企業をはじめとする企業誘致②海外経済交流、海外情報の提供③地域産品の販路拡大④次世代の人材育成など10項目。同行の持ち株会社ふくおかフィナンシャルグループは22年12月に台湾金融大手の中國信託フィナンシャルホールディング(FHD)と業務提携。野村俊巳頭取は「それぞれの取引先の預金口座の開設、融資など金融機能の提供、台湾を主とした海外情報の提供などをサポートする」とした。



協定書を手にする𠮷本町長と(左)と熊本銀の野村頭取(1月27日、菊陽町役場)
協定書を手にする𠮷本町長と(左)と熊本銀の野村頭取(1月27日、菊陽町役場)

𠮷本孝寿町長は、協定締結で、「両行と連携して未来にむけたまちづくりに取り組む」と話した。

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