兵庫県地域支援金融会議、伴走支援の好事例紹介 スキルやノウハウ共有

2023.01.25 18:50
イベント 講演会・セミナー 事業者支援
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
尼崎信金の伴走事例を発表する価値創造事業部の井手誠之氏(1月25日、ラッセホール)
尼崎信金の伴走事例を発表する価値創造事業部の井手誠之氏(1月25日、ラッセホール)

兵庫県信用保証協会(早金孝理事長)が事務局を務める「兵庫県地域支援金融会議」は1月25日、神戸市内で「伴走支援グッド・プラクティス発表会」を初めて開催。県内金融機関や中小企業支援機関の担当者ら約70人が参加した。


同地域支援金融会議は、金融機関や行政、経営支援機関など36機関で構成。発表会は、参加機関の優れた伴走事例を紹介し、関係者で支援スキルやノウハウを共有する狙いがある。募集した事例56案件から、神戸大学経済経営研究所長の家森信善教授が監修し、10案件を選考した。


1案件あたり10分でプレゼンテーション。尼崎信用金庫は、建設業の「組織力」と「発信力」の不足という課題に、外部支援機関や同信金のネットワークを活用した支援事例を説明。兵庫県信用組合は、製造業が新たなマーケット参入に際しての補助金紹介、計画書作成支援の事例を発表した。


家森教授は「いずれの事例も、地域の中小企業を応援したい熱い気持ちで意欲的に実践していることを示している。経営者や社員をいかに前向きな気持ちにさせるかというプロセスも感じることができた」と講評した。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

尼崎信金、ESG金融で活動発表 シンポジウムを開催
あいさつする作田理事長(5月13日)
主要金融機関の24年度採用実績 2年連続増、1万2539人 106機関が23年度上回る
4月1日に開催した福岡銀の入行式
兵庫県内11信金、合同新人研修で昼食 コロナ前の形に戻る
研修前に昼食をともにする新入職員(4月17日、神戸文化ホール)
兵庫県信組、障がい児らにeスポーツ用品など寄贈
和田山特別支援学校での贈呈式に出席した(左から)菊地紀元・全国信用協同組合連合会大阪支店長、橋爪理事長、同校生徒会長、野口学校長(3月15日、兵庫県信組提供)

関連キーワード

イベント 講演会・セミナー 事業者支援

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)