大分県信金協など、創業・経営改善セミナー開催
2023.01.24 18:38
大分県信用金庫協会(森田展弘会長=大分みらい信金理事長)と大分県中小企業家同友会は1月24日、創業・経営改善セミナーを開催した。コロナ禍における創業、経営改善、今後の事業展開などに向け、各分野の専門家が情報提供した。
大分県信金協と大分県中小企業家同友会が主催して、セミナーを開催するのは初めて。加盟3信金の本店がある大分市、別府市、日田市の3会場とオンラインによるハイブリット形式で実施。3信金の取引先の経営者など70人が参加した。
セミナーでは、大野印刷の大野晃史氏が「人材の育て方」、みらいワークスの前川遼氏が「副業兼業人材の活用」、マクアケの宮田紗良氏が「クラウドファンディングを活用した販路開拓」をテーマに講演。また、日本政策金融公庫別府支店の中山喜弘氏が日本公庫を活用した創業支援や経営改善支援、大分県信用保証協会保証部の図師好章氏が信用保証制度や県の創業融資制度などを紹介した。
森田会長は「おんせん県・大分県は、宿泊業や飲食業を中心に非常に厳しい経営環境が続いている。資金繰りだけでなく、コロナ終息後の新時代を生き抜くための事業再構築や新事業の展開もサポートさせていただきたい」と参加者に呼びかけた。