大阪信金・大阪商議所、町工場が困りごと解決へ 万博の展示アイデア募集

2023.01.23 20:12
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大阪信用金庫(大阪市、高井嘉津義理事長)と大阪商工会議所は1月23日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の大阪ヘルスケアパビリオン「展示・出展ゾーン」に出展を目指す中小企業・スタートアップの募集を始めると発表した。大阪の中小事業者が技術力を世界に発信するチャンスになるとして話題を集めている。


大阪信金と大阪商議所は、大阪産業局が募集する「リボーンチャレンジ」に共同で応募し、認定された。両者は、「身近な課題や世界の困りごとを大阪の町工場が解決します!」をテーマに、中小企業・スタートアップからアイデアを募る。


選ばれると、大阪・関西万博が催される約26週間のうち1週間、大阪ヘルスケアパビリオンでその技術・アイデアを展示して来場者にアピールできる。万博終了後も、認定事業者は出展者の販路や成長のサポートを行う。


今後は、2月24日に参加者募集説明会と記念講演会を催して1次選考を開始。12月の最終選考会で出展者を決める。出展事業者は、5~10社を予定する。


大阪信金は、「大阪の中小・スタートアップの技術と知見を集め、困りごとへの解決提案をしたい。課題解決するのが、大企業でなく中小なのが大阪らしい。わくわくするものにしたい」と意気込む。


認定事業者は、三菱UFJ銀行、りそなグループ、池田泉州銀行、大阪シティ信用金庫、大阪商工信用金庫など26事業者・団体が選ばれている。募集テーマは、REBORN、ヘルスケア、SDGs(持続可能な開発目標)、デジタル、ライフスタイル、環境などから選択する。

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