盛岡信金、120周年記念して養護施設へ図書贈呈
2023.01.19 21:01
盛岡信用金庫(岩手県、浅沼晃理事長)は1月19日、創立120周年の節目を記念して児童養護施設へ図書を寄贈した。2021年度から3年間、盛岡市内の三つの児童養護施設に1先30万円分の図書を寄贈するもので、今回が2回目。
3施設の希望を聞き、計752冊を贈呈した。目録を受け取った養護施設和光学園の白畑勇園長は、「コロナ禍で学校に行けない子供たちが寄贈された本を競うように読んでいた。読書は子供の成長に欠かせない」と述べた。浅沼理事長は「子供たちが心優しくたくましい人に育てば地域社会の将来も明るい」と語った。
当日は、特別協賛している「田中達也 MINIATURE LIFE展2」(主催は盛岡市文化振興事業団、岩手日報社、IBC岩手放送)でも「もりしんデー」として、浅沼理事長ら役職員が来場客を出迎えた。

作品を手掛けた田中氏は、ジオラマ用の人形と日用品を組み合わせて独自の世界を表現する「ミニチュア写真家・見立て作家」。2017年放映のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」ではタイトルバックを担当した。今回は盛岡市にちなんだ「盛岡冷麺〝なみ〟盛り」などユニークな作品を展示した。

来場客の記念品には信金業界のイメージキャラクター「信ちゃん」のクリーニングクロス2000枚を配った。