鹿沼相互信金、日光市の新名物開発へ 20人がパンを試食

2023.01.19 20:07
社会・地域貢献
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試作品のパンを評価する橋本理事長(左、1月19日、日光千姫物語)
試作品のパンを評価する橋本理事長(左、1月19日、日光千姫物語)

鹿沼相互信用金庫(栃木県、橋本公之理事長)は、地元企業と商品開発に着手している。地域貢献の一環で、しんきん地域創生ネットワーク(SCN)と日光市に新たな名物をつくる企画。1月19日、日光市で試作したパンの試食会を行った。


試作品の「ニッコウパン(仮称)」は、〝日光をまるごと味わう〟をコンセプトに栃木県産の米粉を使用。同市や周辺地域の素材・名産品を組み合わせた。開発にあたっては、観光しながら食べ歩きができ、土産品としても対応するよう冷凍可能な商品にこだわった。


商品イメージやコンセプトなどは同信金とSCN、地元企業の風間総合サービス(日光珈琲)が策定。試作品は鹿沼市学校給食パン工房が手掛けた。


試食会には、東武トップツアーズや日光市観光協会の関係者なども参加。約20人が評価した。


参加者からは「かじりつくとサワークリームが飛び出た」など改善点が指摘されたが、「逆にそれが話題になる」などさまざまな意見があった。


今後、試作品を改良し、プロの試食評価などを経たうえで商品名やロゴ、パッケージを制作し商品化する。商品は、3月頃から新たなグルメスポットとして話題の日光西参道茶屋で販売する予定。


橋本理事長は、「初めての取り組みなので、是非成功させたい」と話した。

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