青梅信金、生活困窮家庭の子ども支援 協議会設立し自治体に寄付
2023.01.16 19:52青梅信用金庫(東京都、平岡治房理事長)は1月16日、「あおしん”TASUKI”寄附金協議会」を設立した。地域の持続的発展を目的に、寄付を通じて生活に窮する家庭の子どもたちを支援していく。
東京・多摩や埼玉県西部地区を中心に店舗のある市区町村が行っている子ども食堂や、ひとり親家庭への養育支援などの事業へ4月から総額500万円を寄付する。3月前半までに寄付を希望する自治体を募集し、同信金役員や地元企業の経営者らで構成する同協議会で選考していく。
同協議会の事務局は「寄付金を未来を担う子どもたちにつなげていく想いを込め、協議会の名称をローマ字でたすきとした。寄付は毎年続ける」という。
1992年の創立70周年に設立し、青少年の健全な育成を目的に文化やスポーツ振興などの費用として30年間に渡り自治体に総額4億5000万円を寄付してきた「あおしん地域文化振興基金助成金」は終了する。