秋田銀、県内金融機関とM&A支援 信組取引先と初の成約
2022.12.28 18:22秋田銀行は12月28日、2信用金庫(秋田、羽後)・秋田県信用組合と形成する事業承継・M&Aの連携スキームで初めて成約した。
同行と県内信金、信組は19年6月に連携協定を締結。信金・信組はM&Aニーズのある先の許可を得て、企業情報などを同行と共有する。同行は企業価値を評価をした後、相手先企業のマッチングや契約書草案の作成などM&Aにかかるコンサルティング業務を行う。今回、同行取引先で後継者不在のサービス業者と、秋田県信組取引先で業容拡大を目指すサービス業者をマッチングし、同日付で株式の売買を完了した。
同行の営業支援部事業承継支援室は「後継者不在の相談を受けてから1年以上の時間を要したが、秋田県内での事業承継を果たせた。新体制への移行なども引き続きサポートしていく」と語った。