コロナ破綻5000件に 5カ月足らずで1000件増加
2022.12.23 19:48東京商工リサーチは、全国の新型コロナ関連破綻が12月23日で5000件(倒産4836件、弁護士一任・準備中が164件)になったと発表した。2020年2月に破綻1号が確認され、約2年後の22年3月に3000件に達したが、その後、増加ペースが加速している。4000件から5000件になるまでは144日だった。
都道府県別では東京都が最多で1044件、全体の2割を占める。最も少ないのは鳥取県の10件。
業種別では飲食業が最多の794件、建設業が559件と続く。コロナ破綻のうち正社員数が判明した4790件の社員合計は4万3797人で、雇用にも大きな影響を及ぼしている。