しまなみ信金、元職員に余罪 206万円を着服

2022.12.23 16:01
事件・不祥事
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しまなみ信用金庫は12月23日、元男性職員(渉外係長、35歳)が顧客の預金を着服していたと明らかにした。7月29日に公表した不祥事件の余罪。元職員は7月5日から失踪している。


新たに発覚したのは元職員が以前、勤務していた本郷支店で2017年12月~22年3月に発生。被害実損額は約206万円(被害先53)で被害者は全て個人客だった。渉外活動中に定期積金の解約手続きをして中途解約金などを横領。発覚を回避するため、後日、普通預金口座に入金して補填することを繰り返していたと見られる。


8月の内部調査で判明した。役員は既に処分済みで関係職員の処分は今後、決定する。元男性職員は10月6日付で懲戒解雇した。同信金は10月に「不祥事件再発防止特命チーム」を発足。業務フローの見直しなど内部けん制機能の強化に取り組んでいる。

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