青い森信金、犯罪被害者への支援団体に 役職員が読み終えた古本贈る
2022.12.22 22:47
青い森信用金庫(青森県、益子政士理事長)は12月12~22日、役職員が読み終えた古本1022冊を、犯罪被害者への支援を行っている「あおもり被害者支援センター」へ寄贈した。寄贈された本を売却し、相当額を寄付金として犯罪被害者への支援活動に役立てるホンデリングプロジェクトに賛同し、協力を申し出たもの。同信金では、12月27日に創立100周年を迎えることから、100周年記念地域貢献活動として役職員から古本を集めた。
12日から地区ごとに本の集荷と寄贈を始め、22日の八戸市内営業店と本部分で終了した。益子理事長には22日、同センターの柴田重明専務から感謝状が贈られた。
同プロジェクトは、「全国被害者支援ネットワーク」と「バリューブックス」(長野県上田市)が連携し、2011年12月にスタートした。都道府県にある被害者支援センターで本の寄贈を受け、バリューブックスが査定し、その相当額を、全国被害者支援ネットワークを通じて各県の被害者支援センターに贈る流れ。あおもり被害者支援センターでは、犯罪や交通事故に遭った人からの電話相談対応のほか、病院や裁判所などへの付き添いなど精神面の支援を行っている。
青い森信金では、100周年の記念事業を模索していた夏頃に員外理事から同プロジェクトの存在を知り、11月中に全役職員に本の寄贈を呼び掛けた。対象となるのは、発刊から10年以内でISBNコードが付いた本。雑誌は対象外。文庫本や実用書、絵本、マンガなどが集まったという。
自ら十数冊の本を寄贈したという益子理事長は、「被害者がいて大変な目に遭っているということを我々は普段知らない。支援団体が被害者のために一生懸命にやってくれていることを考える機会が職員の皆さんに出来たということだけでも意義深い。職員の気持ちがあったからこそ集まった。感謝したい」と、述べた。
柴田専務は、「ホンデリング自体は当センターへの資金面のサポートだが、従業員の方々に周知し、理解してもらえることは大きい」と話した。寄付金は支援のための活動費に充てられるという。
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