山形銀、3年ぶりエコノミクス甲子園
2022.12.19 00:00
山形銀行は12月18日、高校生が金融知力を競う「エコノミクス甲子園」山形大会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3年ぶりの開催。オンライン開催で、全国で2番目に多い37チーム・男女74人が参加した。
同行は、2012年から地方大会に参加している。18年からは、地方大会の開催を若手行員の育成に生かすべく、参加者募集などの企画や運営をその年の新入行員に任せている。笹浩行取締役・経営企画部長は「自分たちが主体性を持って、いつまでに何をするかなどを考えてほしい」と狙いを語る。
初めてオンライン参加した今年は、山形市周辺の4カ店の男女2人ずつを実行委員に任命。4人は県内の高校から30組を募集する目標を掲げ、目標と実績との差異を記入した管理表を作成した。行内の約40人の同期生と連絡を取り合いながら、それぞれの母校などで参加者を募集した。

当日は30都府県の合同オンライン大会となり、実行委員の4人は同行旅篭町ビルでオンライン画面を見ながら応援。山形大会は、山形東高の「インカのめざめ」チームの2人が優勝した。
実行委員の白田慎成さん(山形北営業部)は「同期の仲間とメールで連絡しながら『これはこうした方が良いよ』などのアドバイスをもらえた。達成感があります」と。髙野実里さん(山形南営業部)は、「動画は詳しくなかったが、同期生全員の画像なども入れたエコノミクス甲子園の応援動画をつくることができた。母校(山形東高)のチームが優勝してうれしい」と語った。