SOMPOひまわり生命、保険窓販フォーラム開催 地銀3行が事例発表
2022.12.12 19:39SOMPOひまわり生命保険は12月12日、全国の地域銀行向けに保険窓販フォーラムをオンラインで開催した。同フォーラムは今回で14回目。22行から33人が参加した。
地銀3行が保険販売への取り組みを発表。山梨中央銀行は「数字を追うと契約が難しくなる。顧客に喜ばれる姿勢でいることで自然と収益があがる」とし、北海道銀行は「コンセプトを持って組織として取り組むことが大切。旗振り役の上席にも研修をしている」と語った。秋田銀行はツールの活用事例を紹介し、「ライフコンサルティングシートで、子どもが生まれたときや万が一のときの準備としての資金を顧客が分かるようにしている」と説明した。
SOMPOひまわり生命金融機関推進部の小林伸行氏は、販売プロセス可視化の重要性を踏まえて講演。「各商品の商品特性や販売目的、意義が行内で共有できているか否か、また、人事評価において取り組み姿勢を見ることが大事になってくる」と話した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に