全銀協会長に加藤・みずほ銀頭取 3メガ輪番に戻る
2022.12.12 10:32全国銀行協会(半沢淳一会長=三菱UFJ銀行頭取、57)は、次期会長にみずほ銀行の加藤勝彦頭取(57)が就任する方針を固めた。12月15日の理事会で内定する。任期は2023年4月から24年3月末まで1年間。
全銀協会長は3メガバンクのトップが1年交代で務める輪番制だが、21年4月に就任予定だった、みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長(当時)が、みずほ銀行の相次ぐシステム障害を受けて辞退。同年7月から1年間は三井住友銀の高島誠頭取、22年7月から9カ月間は三菱UFJ銀行の半沢頭取が会長を務めた。みずほ銀からの全銀協会長就任は、18年4月〜19年3月のみずほ銀・藤原弘治頭取(当時)以来、5年ぶりとなる。