忘年会を開こうか控えようかいまだ逡巡(しゅんじゅん)する、コロナ下で3回目の師走を迎えた。以前は取引先との宴席も多かった銀行員にとっては隔世の感だろう▼年の瀬の恒例行事は歴史が古い。室町時代の皇族の日記「看聞(かんもん)日記」には既に「歳忘」の記述があり、年末の連歌(れんが)の会が盛況だった様子がしるされている▼貴族のたしなみだった連歌...
この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。
有料会員の申し込み
無料会員でのご登録