京都府内金融機関、京都コンソーシアムの初会合開催 脱炭素支援へ
2022.12.07 18:18京都府などと中小企業の脱炭素支援で連携する京都府内金融機関は12月7日、「地域脱炭素・京都コンソーシアム」の第1回会合をオンラインで開催。金融機関の担当者約40人が参加した。
会合では、京都府が三井住友信託銀行と制度設計を進める「京都ゼロカーボン・フレームワーク」の概要や検討事項などを説明。意見交換では、各金融機関の取引先への脱炭素化支援体制や人材育成、同フレームワークに関する意見・要望などを議論した。
同コンソーシアムは、府内金融機関や行政、経済団体などで構成し、12月1日に設立。金融機関の脱炭素化支援に関する具体施策などを情報共有し、取引先支援に生かす。
参加する金融機関は、京都銀行、京都信用金庫、京都中央信用金庫、京都北都信用金庫。事務局は京都府と地域脱炭素化の業務委託契約を結ぶ三井住友信託銀。
今後、現状把握や課題整理を行い、コンソーシアムで取り組む課題、金融機関や行政などが果たす役割などを議論する。第2回会合は2023年2月を予定する。
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