国会、2次補正予算が成立 物価対策など28.9兆円
2022.12.02 18:42
総合経済対策の裏付けとなる2022年度第2次補正予算が12月2日、参議院本会議で可決、成立した。電気・ガス料金の負担軽減など物価高騰対策や脱炭素化などに充てるもので、一般会計の歳出総額は28兆9222億円となった。約8割の22兆8520億円を国債発行で賄う。
金融関連では、中小企業の資金繰り支援などに2981億円を拠出した。実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資の借り換えを支援する限度額1億円の100%保証制度や、創業時の経営者保証を徴求しない保証制度を創設する。